ひかり雑記

親愛なるしむどんに捧ぐ

アルバイトのこと

実は今いくつかアルバイトをかけもちしている。その中の一つで、古い文書を整理したりするバイトをがある。私がやってるのは、すでに仕分けされた文書を電子データに打ち込むだけだからまあ簡単なものだ。自分のペースでやっていいし、周りの人も親切だから気に入っている。

 

古い文書を眺めているといろんなことを思う。とくに手書きで書かれた物などは、当時の人たちの息遣いが残っているような気がしてなんだか面白い。背表紙がボロボロになってたり、途中のページが破れてたりするのはご愛嬌だ。最初は読めなかった崩し字とか旧字体とかそういうのが、少しずつ読めるようになってきて嬉しい。なんというか、昔の人達は仕事で使う文章を筆で書いてたりして本当にすごいなと思う。

 

そういう文書を眺めてると平成の2桁年に作られた文書が少ないような気がする。多分書類は電子で作られて電子で保存されるようになったからだと思う。データベースの保存という問題は多分詳しい人が色々頑張ってるんだろうけど、じゃあ100年後も残ってるかと思うと懐疑的になってしまう。

 

紙には良いとこあるんだなってなんとなく思ってる今日この頃です。